2012年3月8日木曜日

歪笑小説

こんにちは。 
最近は少しずつ暖かくなって来ましたね。
大阪は今日も晴れみたいです。皆さんの天気はいかがでしょうか?

今日は最近読んだ本を紹介させて頂きます。  


『歪笑小説』 著 東野圭吾


僕は小5ぐらいの時に東野さんの白夜行を読んだのですが、さすがにあの内容は当時の僕には少々難解だったので一冊で読むのを止めてしまったんです。

でも最近映画化された麒麟の翼を友達と見に行きまして、改めて東野さんに興味が湧いてこの本を選んでみました。

そうそう、麒麟の翼もすごくいい作品でした。
中井貴一さんの演技力が光っていました。
後半からどんどん繋がるストーリーが見ていて興奮しましたね。
阿部寛さんのキャラも面白くて、溝端淳平さんと良い感じにやり取りがあって笑えました。

ぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。


さあ今は歪笑小説の話でしたね……

久しぶりに手に取った東野さんの小説ということで少し緊張しながら読み始めましたが、その緊張は気付くとなくなっていました。

途中からは普通に笑いながら楽しみました。

大物俳優やジャニーズや大御所作家が出てきたりと、たくさんの人物が出てきて楽しかったです。
また、小説界や出版界のことがよくわかりましたね。
あれが現実にあるなら、傍から見ているだけなら楽しそうなんですが、いざ自分がやるとなればとてもしんどそうな仕事です。

なにしろ、スライディング土下座をしないといけませんから(笑)

こういう業界に興味がある人は絶対に読んだほうがいいと思います。
ない人も読んで損は無いと思います。
普段見る機会がない世界ですので、社会見学みたいな感覚ですかね。

最後の最後まで面白い要素が詰まっているのでぜひとも最後のページまで全て読んでください。
これこそ、最初から最後まで楽しめる小説だと思いました。

他のシリーズもあるみたいなんで、そちらも読んでみたいです。

ぜひとも『歪笑小説』を読んでみてください。

ちなみに僕は小説家も将来の視野に入れている人間なのですが、少し現実を知ってビビっている今日この頃です(笑)

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